逃げ出したい現実(いま)



なにも。

なにもうまくいかないから。

なにも考えたくない。

全てを放り投げて。

全てをやらないまま。

私という人格さえも否定して。

私自身を殺したい。



鏡に写る自分の顔さえも

憎くなって

思わず鏡を殴ってみても

流れるのは私の血だけで

痛いのは私の拳だけで

現実は何も変わらなくて

苦しくて

悔しくて

倒れそうにさえなってくる。





猛烈な睡魔なのか

それとも耐えられないほどの眩暈なのか

私を襲っているのは

一体何なのか





落ちるのは髪。

色は白くて

それが全てを物語る。



もう

生きることに疲れた。







頑張ったのに結果が返ってこないということに

もう耐えられなくて

全てをわすれたくても

やらなきゃいけない現実。

流れ落ちる血。

生きているから。

瞳を閉じても

開ければ明日。そして今日。

その繰り返し。

もう嫌だ。もう嫌だ。







目を閉じたら二度と明るくならなければいいのに・・・







今日も再び目は開き

苦しくて醜い一日が始まる












コメント:
2002.10.18.UP〜♪
はい、テスト週間前の詩。(笑)
普通に、部活引退して・・・その後の毎日がつまらなかったです。
イライラして物に当たっても、流れるのは血だけ。
時は止まらないし、現実も変わらない。
そんな遣る瀬無さが・・・伝わったら嬉しいです。




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