大いなる間違い




あっ。

間違えた。

あなたの名前を。

呼び間違えた。

え?なんで?

なんでだろうね?

私だって、好きで呼び間違えたんじゃないよ。

だって、あなたのことスキだもん。

誰と間違えたかって?

それは――――――――――







それは、いえないよ。

ごめんね。







愛しているから、言えない。

あなたの名前を呼び間違えたこと。

名前の呼び間違いほど本人が傷つく事はない。

私もそれで何度傷ついたか数え切れない。

自分より、不意に出てきた名前の人の方が好きなんだと思ってしまう。

もし、そうだとしたら・・・

なぜ、あなたの名前を呼び間違えたの?



あなたより、まだ・・・まだ・・・

―――――あの人のことが好きだというの?

そんなこと、あるわけないよね。

あって欲しくない。

どんなことがあっても。

っていうか本当に、それはないと思う。

ただたんに、あなたの名前がちょっと呼びにくいだけ。

ただたんに、あの人の名前がちょっと呼びやすいだけ。

それだけの理由だよ。





だから―――――

あなたより、あの人のことを愛している―――――

そんなことは―――――



ありえないから。・・・・ね。






コメント:
2002年6月6日製作☆
ちょっと、名前の読み間違いに戸惑ったときだったので。
やっぱり、名前のいい間違いってつらいですよね・・・。(><)




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