貴方を守ることすら忘れて

自分自身の怒りに任せて 敵を討った

戻った私に有ったのは

貴方の哀しげな視線 それだけだった







貴方だけを想っているからこそ

全てが見えなくなっていた

貴方自身さえも

霧の中 霞んでいた







吐息に溢れる愛情

幸せな生活が待っているはずだった

貴方を想って生きている 過去が

一番幸せだったなんて気がつかなかった







愛しているからこそ 哀しかった

私を理解してくれない 貴方が居ることに

離れたくない そう想うのに

離れてしまう 哀しさ













立ち上がる足は 重たく

それが全てを物語る

貴方が居ない私など

どうやって生きてゆけばいいのか



わからない

 
 * * * * * *

コメント:2004.01.23.
10100GET邑賈さんへ。…わかる人にはわかる、某ゲームのキャラの心情かな。
大事すぎて。守りすぎて。逆に…っていう感じですね。
そこまで暗くはないとは思いますが…(こんな配色で・滝汗)もらってください;







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