天使を得た男 まぶしい瞳――・・・ 空から降りて来た天使だ 君に似合うのは 本当にその言葉だと思った 白い薄衣も 君だからこそ 光る その瞳に宿るのは・・・ 何? ここが何処だかわからない そう言う君の 転がるような声 自分が何処から来たのかわからない 不安そうな表情まで 僕を 堕とすには 充分過ぎる 空から舞い降りてきた天使は 僕の頬にそっと手を伸ばす 無垢な君を 変えていけるのは僕だけ それに気付かないまま 君の手を取った まぶしい瞳が 僕を見つめる 君はもう僕のもの