大きくなあれ
ひんやりと 少しだけ 梅雨の季節の香りがした今日
あなたからもらった 豆の木を植え替えた
小さなコップのような 缶から
立派な植木鉢に 高い土
どんどん どんどん 大きくなあれ
私の想いに 負けないくらい
今週で初めて
あなたと しゃべらなかった
週4日も トーキングタイムがあるだけで
十二分に幸せなはずなのに
おかしいね
1日だけで 淋しいの
だから 豆の木の 世話をしたの
私だけのために生きてくれたらいいのに
そんな馬鹿なこと 想わないで
笑ってる 君の背中を
ぎゅっと抱きしめることも出来ないから
ああ 会えない日なんて なければいい
|
|