成人の日


私の全てを謝りたい

私はなんなんだろう

そんなに喜ばないで

泣けてくるから





20年前 生まれた

たくさんの人がそこに集まる

私がそこにいることは

大した意味は ないけれど

ただ お父さんとお母さんが

とても とても 微笑んでくれた



一人きりで 生きていると

私の幸せのために 生きていると

そんな勘違いを何度しただろう

感情が爆発して 泣きわめいて

それでも 20年間もずっと

生きて来られたのは なんでだったろう





ひとりにしないで

自分が情けなくて涙が出るから

過剰評価し過ぎだよ

お父さん お母さん

そんなに喜ばないで

あまりに申し訳なくて 申し訳なくて

泣けてくるから







本当に誰もいなくなったとき

それでも支えてくれるのは 家族でした

自分すら自分を嫌いになったとき

それでも好きでいてくれるのは 家族でした



ありがとう は

もっとちゃんと言えるようになるまで

もうちょっと 待ってね

 
:2008.1.14.
2008.1.14.制作。 お父さん、お母さん、ごめんね。







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