熱き鼓動の果て




鼓動が高鳴り その時が近づく





熱い太陽の下 汗が頬に一筋流れた

時計を確認する頻度が増え

そっと瞳を閉じる



どんな迷いも その時だけは飛んでいく



鼓動は一向に鳴りやまず

睡眠を取る為の時間すら 覚醒して

手を伸ばせば届く位置まで

近づいてきていることも 肌で感じる



ぎゅっと抱き締めた自分の両腕

それでも鼓動は収まらない

時だけが刻々と近づく







前の失敗を次に生かそう

今度会う時には 精一杯の笑顔で





離れても いつでも心はそこにいて

風も 大地も 生命すらも揺らす熱き鼓動は

どこまでも―――――





                  響く

:…2004.09.17.
「熱き鼓動の果て」。。この身近さと壮大さがとても好きです。
熱き鼓動の果てに何が待ってるんだろう?
・・・それは、君の笑顔でした。  なんてっ。(照)







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