RING



暗い 闇の中

たった一つ 聴こえた

鈴の音…





光さえ 吸い尽くすような その闇の中に

不思議と よく聴こえた その音に

僕は 聴き覚えがあった



忘れるはず 無いんだ

君の音を



君を 愛しすぎて

欲しいという欲望しか 残らなかった

浅ましい 僕に

君だけは

優しく 微笑みかけてくれた

あの頃の 僕らの音

軽やかに けれど強く

透き通る 美しい鈴の音

君だけが 持っていて

君だけが 僕に与えた



僕に 必要なもの全てを 君が持っていて

君の音を 他の人間に 聴かせたくなくて

僕は 君を閉じ込めたんだ

そう… この

暗い

暗い 闇の中に





君の音は

僕の中でも 鳴り続けて

何時の間にか

闇を 光へと変える











コメント:「RING」 B’z …2000.10.4.発売  UP…2003.07.11.
「RING」はこれで2作目なのかなぁ?前は「欲望×嫉妬=…」という名前で書きました。(2002年の詩にあります)
前と違うのは、前は感情のみを綴ったのに対し、今回は視覚的に書いたこと、でしょうか。
今回は、「RING」という題名に絡めたかったので「鈴」を出したかったこともありますが。
最近皆にB'z貸している関係で、あまり聴いてなかったアルバムなどを聴き返していて、書きたくなっちゃいました☆
やっぱり…名曲だわ。(笑)






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