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(思想・真理1:『恋愛論』)

 
 
今回は私の恋愛論について、短めに熱く語ります☆
ただ、理解して欲しいのはこれは私の恋愛論であって、決して引用してる歌詞を分析しているものではないということ。
何だかそれっぽい言葉があったとしても、あくまでもその歌詞の影響を受けて育った1人の女子高生の恋愛論なのです。
真面目〜にいきますので笑えもしないし堅苦しいよ?
まぁでもたまにはこういう風に語りたくもなるのです。



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「思えば花も色褪せていたよ 君に会うまでは」
By B'z「LOVE PHANTOM」

恋は何かと聞かれて万人が納得する答えを言える人間など、いない。
しかし私はこの曲のこの節に「恋」を見つけたと思った。
「花も色褪せていた」?
よく考えて欲しい。
時間が経ち、色褪せていくことはあったとしても、一度色褪せた花が色付くことなどあるのだろうか。
もしかしたら特殊な「花」もあるかもしれない。
しかしこの場合の「花」は一般的な「花」と考えてよさそうである。
なら、色褪せてしまった花はそのあとどうなるのだろうか?
やはり再び綺麗になりはしないだろう。
もし、今その花が美しいのだとしたら、花は最初からずっと綺麗だったと考えるのが妥当である。
詞をよく見ていると、「思えば」とついている。
つまり「今」、「君に会うまでの過去」を思い出しているわけであって、
その「過去」を生きているとき、花を色褪せているとは思っていなかったのだろう。
ならば、どう思っていたのか?
考えられる答えは2つ。
1つは「花になど興味もなく気にもしていなかったので、色褪せたような記憶しかない」。
もう1つは「普通」、という感想を持っていたのではないだろうか。
しかしその想いも変わっていく。
「君」と出会い、「花」に興味を持ち、「花」の美しさに惹かれ、こう思うのだ。
「花はこんなに綺麗だったか?」
何が変わったか、というのはやはり自分の心であろう。
恋をする前のことを、恋している最中に思い出すとくすんで見えるものである。
そう、花の色は変わっていない。ただ自分の心が変わっただけだ。
これが、恋。
この歌詞は、「恋」というものの状況を本当にうまく表していると思う。
「思えば花も色褪せていたよ」…そう思ったときには、もう自分は「君」からは抜け出せない。
君がいないと、花も何も色がないのだから。
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