1少女の想い
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私の名前は如月哀。
今、ようやく中学3年になったばかり。
今年は受験だから、今から気が重い・・・。
こんなことを言っていて、これから1年間、どうやって過ごしていけというんだろう?という当面の不安を抱えながらも私は今日も、過ごした。
毎日が、同じように何の変わりもなく過ぎていく。
そろそろ本当に飽きてきた・・・。
好きな人とかの一人でもいれば違うんだろうけど、今の私にそんなのを作れというほうが無理。
だって、私の理想はかなり高いから。
私的には全然高くないと思ってたんだけど、まわりから見るとひたすら高いらしい。
どんな理想かはのちのち話していくから・・・。
家庭は、母親と兄と私の3人家族。
父親は、小さい頃からずっと単身赴任らしい。らしい、というのは私に父の記憶がないから。でも、少しぐらいは覚えていたかった・・・かな?
・・・・・・そして、また、同じ毎日が始まる。もしかしたらこれは永遠に続くのだろうか?
「おはよーッ!」
私の親友、加奈が話し掛けてくる。
私も元気に、返事をする。
そのまま2人で学校に登校。・・・っとと、そっか、3年になったんだった。
3年5組。これが私のクラスなんだ。
加奈は2組。結局、同じクラスになれたのは1年生の時だけだった。
加奈の性格は、すっごく、明るい。いつも笑顔で、加奈の周りには常に人がいる。
私とは違って・・・。
私は、逆に誰も周りに来ないタイプ。
で、1年の頃一人だったところに、加奈が話し掛けてきて・・・それ以来の親友。
加奈は、彼氏がいる。私の兄だ。
私の家に何度も何度も遊びに来ているうちに両者とも好きになっていた、とかなんとか・・・。
まったく、兄さんも3つ下に手を出すなんて!
わかっている、私がなぜ怒っているかっていうことは。
親友を取られたから?
・・・ううん、兄さんを取られたから・・・。
そう、私の理想は兄さん。
兄さん以上の人じゃなきゃ、私には好きになることなんて絶対に、無理だから。
「好きなんだ・・・」
また、名前も知らない人に言われる。
「ありがとう、でも私はあなたを知りません。そう言う付き合いはしたくないの。」
そう言って、相手の表情も見ずに私はその場を去る。
ひどい?でも、仕方がないじゃない。
私をどんな人かも知らないでそういうことを言ってきているんだから。
もっと、内面を知ってから人にそういうことを言えって言うんだよ!!!
「何やってんの?」
私が1人でいらいらしてたら、男が話し掛けてきた。
「昴・・・」
この男の名は、昴。
私のまぁ、俗に言う幼馴染だ。
「また、男でもフッたの?」
にやにやしながら話し掛けてくる。
でも、こいつだけは唯一同年代男子で嫌いじゃないんだ。
「また、って人聞きの悪い。なんだか私がいつもそんなことをしてる感じじゃない!」
「違うの?」
私が少し怒りながら言ったら、昴がきょとんとした顔で返してくる。
ったく、こいつは・・・。
「あのねぇ。私だって好きでこんな事してるわけじゃないんだからね!!!」
私は昴に背を向けて歩き出そうとした。
「待てよ!」
私の肩をつかむ昴。
「何、何かあるの?」
「・・・いや、なんでもないんだ・・・。」
そう言って。昴は行ってしまった。
「何さ、いつもの如く意味わかんない・・・」
そう言いながら私は家に向かった。
私の世界で一番好きな人の待つ家に・・・。
コメント:
うぅ〜ん、若い頃に作った話なもんで・・・。(汗)
なんていうか、話のまとまりが全然ないですね。
笑い飛ばしてやってください・・・。(><)
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